チーズが美味しいレストランPARMAROMA@ローマ

入口が小さくて、明かりがついていなかったら通り過ぎてしまいそうな外観でした。

店内は広く、私たちは地下のお部屋の一番奥に案内されてディナーを頂きました。
チーズのプレートではオリーブオイル、バルサミコ酢や甘いシロップの小皿がついてきました。
甘い味にディップして食べるのは初めてで、とても気に入りました。

なぜかこの日はお店の人もびっくりなハプニングが。
3回ほど長めの停電があって、地下の一番階段から遠くの席だったし全く光が入らなくて
パスタが出てきてすぐに何を食べているのか見えない状態にもなってしまいました。
ほうれん草のガーリックチーズ炒めみたいなの、美味しかった。

でも食事を楽しんで、お店を出ようとしたら、バーカウンターで既に晩酌を始めていたオーナーさんに呼び止められて、停電のお詫びに?一緒に飲もうと言ってくれて
オーナーの悲しい過去、8年ものヨットの旅について聞いたり、イタリアの社会問題などを語りながら、
ワインや自家製のくるみの真っ黒なお酒「ノチーノ」を頂き、楽しい時が過ごせました。

今となってはうろ覚えですが、オーナーさんの出身だったかご実家がパルマの農場か何かで、
パルマと言えばイタリア料理に欠かせないチーズの代表「パルミジャーノレッジャーノ」の産地。
そのため、ここのお店は大量に良質のチーズを仕入れることができるそうです。
チーズはたくさん積まれ、生ハムの塊もあちこちにかけられていました。

オリーブオイルやチーズ、生ハムなどの食材は、イタリアで使われているクオリティに匹敵するものは
あまり輸出されていないので、イタリア国外で食べるイタリアンは全くの別物だよと仰っていました。

確かに、イタリアンて自分でも簡単に作れて、世界中どこでも食べられるイメージは持っていましたが、
本場に行って食べ歩くうちに、印象が全く変わりました。

イタリアで美味しいオリーブオイル、たくさん買ってくればよかったなー。

PARMAROMA
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