フォロ・ロマーノ@ローマ

この記事はこちらの続きです。

ローマといえばコロッセオ

2019.04.13

コロッセオ内部をゆっくり周って出た後、軽くランチを済ませて、水を買ってコンスタンティヌスの凱旋門を横目に見ながら、フォロ・ロマーノ見学ツアーの集合場所へ行きました。

フォロ・ロマーノはカエサルが「賽は投げられた」という演説をしたり、皇帝が凱旋パレードを行った紀元前8世紀〜後5世紀の遺跡です。
こちらのツアーも、内部で解散でしたので、その後ゆっくりフォロ・ロマーノとパラティーノの丘を周りました。

内部は個々の建物などの説明板はないところが多かったですが
コロッセオより人が分散しているので、雰囲気がよかったです。
広いのでフォロ・ロマーノとパラティーノの丘をじっくり見たら2時間くらいかかりそうでした。
お手洗いや売店は見かけなかったように思います。
日陰もあまりないし、足元が芝や砂、石畳の所も多いので、対策を。

こんな感じの小さな部屋のような跡が並んでいるエリアがあります。

何の跡だと思いますか?

2000年前の人々にとっても火事は大変な災害。
そのため家での炊事はなんと禁止されていたそうです。
これはお店の跡で、人々が食事を買っていたそうです。

パラティーノの丘へ。
こっちはさらに人が少なかったです。

コロッセオが一般向けのスタジアムだったのに対し、この場所は皇帝や周辺の人々のプライベートなスタジアムだったと考えられているそうです。行った時はなんと近代アートの展示会がされていて、小屋が建てられていました…古代遺構と近代アートとのコラボ。すごい利用の仕方ですね。

一つ一つ何の遺構か分かりませんでしたが、散策には気持ちの良い場所でした。
詳しく知りたい方はパラティーノ博物館へ行ってみると良いのかもしれません。

↓こちらは噴水池の跡

パラティーノの丘をでた後は周辺の屋台で買ったビールを、古い映画「ベン・ハー」のロケ地チルコ・マッシモ周辺を眺めながら飲んだり、テベレ川沿を散策しました。
川沿ではガリガリこすっても全然気にする様子もない路駐テクをあちこちで見ることができてちょっと面白かったです。