有名なカプリの青の洞窟に入るには港からボートでくる方法と、陸から行って、階段へ並びボートに乗せてもらい洞窟へ入る方法があります。
私たちはアナカプリの観光もしたかったので、洞窟オープンの時間に合わせて、朝からレンタルバイクで洞窟入り口へ向かいました。洞窟入り口へはバスでも来れます。
階段には誰もいなくて釣りをしているおじさんが一人。
階段の上にはカフェがあって、2組くらいが時間を潰していたので私たちもそうすることに。
でも全然船がこない。
洞窟入り口は右側に見えているドーム状のモニュメントの真下なので泳いで行けそうに近いですが…
洞窟入り口にはロープが張られていました。
釣りのおじさんやカフェのおじさんに聞いてみると、海況判断待ちだろうということでした。
二つの小舟取りまとめ業者が日替わりでお客さんを連れて行く業務をやっているみたいです。
そしてお客さんを乗せたボートと、洞窟に入るための小舟が何台も連なって来たのでついにオープンか?!と胸を高鳴らせましたが、
結局、何かサインを出して、ゆっくりと通り過ぎて行きました。
おじさんたちはその様子を見て、潮が高くて入り口が狭くて入れないから今日はダメだ的な事を説明してくれました。
入り口が狭いので、潮も波も高いと頭をぶつけて危険なんだそうです。
大きな港からボートでやってきたお客さんたちもすごく残念そうに去って行きました。
港からボートで出航できても、洞窟に必ずしも入れる訳ではないことも心得ていた方が良さそうです。
海も荒れているようには見えなかったので期待していた分、正直しばらくはとてもがっかりしてしまいましたが、
ボートチャーターツアーのガイドさんは、青の洞窟ツアーは混んでるだけでカプリ島で一番オススメできないアクティビティだよ。他に素晴らしいところがたくさんあるのに、日帰りで洞窟だけくる人もいて本当にがっかりだとぼやいていました。
これまで観光地に住む機会が多かったので、そういうローカルの気持ちはわかるなぁと思って相槌を打ちつつ、
それでも一生に一回くらいは見たいですと思っていたのですが、素敵な島なのでまた来るのもあり!と気持ちを切り替えてアナカプリ観光を楽しみました。
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