座喜味城跡@読谷



世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つ、座喜味城跡を散策してきました。
首里城や今帰仁城跡、勝連城跡、識名園、斎場御嶽は観光地として十分すぎるほど有名ですが、
それらのスポットと比べると座喜味城跡はあまり賑わっていないように思います。特に日本人が少なめ。
海外からの観光客の方が多く見られました。

でも読谷には残波岬ややちむんの里、たくさんのお洒落な飲食店など見所いっぱいですので、座喜味城も観光ルートに加えるのもおすすめですよ。
城壁の周りにはハイキングコースも作られていて、ピクニックができそうな場所もたくさんあるので在住の人にも良いかも。


階段を上がって、

リュウキュウマツの林を抜けるとすぐに城壁。


美しい城壁。
元は15世紀に築城されたそうですが、大部分は戦後に再建されたようです。


なんとこの城壁、世界遺産なのに登ることができます。関連遺産群の中で、唯一登ることのできる城壁みたいです。
当時の護衛の気分になってみたり。
建物の柱の跡。
あいにくの天気でしたが、高台にあるので読谷村やその先まで見渡せます。
裏手はかなり緑が深い。

人が少ないから、のんびり見ることができます。

城壁に使われている石灰岩の中には、サンゴの化石がいっぱい。
見つけるのも楽しかったです。

民族資料館「ユンタンザミュージアム」にも寄ってみました。入館料は500円。
なんだかとても新しい。
外国人観光客用にタブレット端末とイヤホンの貸し出しも。
貝塚の時代から戦争、現代まで色々な展示がありました。

読谷には木綿原遺跡などがあり、行ったことはあったけど、どんな遺跡なんだろうなぁと思っていたのですが、
ここの資料館に詳しい展示がありました。
2200-2300年前の埋葬方法や人々の生活が学べて勉強になりました。
個人的に面白いと思ったのは、これ。

2000年も前のアクセサリー。
貝殻の腕輪とかネックレスとか、現代もあまり変わっていなくないですか??


沖縄の伝統行事や習慣の説明も。


子ども服の首の所にキャンディーみたいな刺繍が。
マブヤーウーという魔除けだそうです。可愛い。やってみたい。

周りの遊歩道を歩いてみました。

ラピュタ風の岩を掴んだ木があったり。

大部分は平坦ですが、木道でまさかの激しいアップダウン。
大型シダのヒカゲヘゴ、見上げることはあっても、木々の一番上に登ったような目線が味わえたのは新鮮でした。

次はお天気のよい日に、お弁当持って行きたいな。

こちらもどうぞ。

座喜味城跡行き帰りに寄ったレストラン

2019.04.08