アメリカの子どもの学年について

Two boys wearing backpacks.

長男が先週の月曜日から公立のKindergartenに通い始めました。
アメリカといえば9月に学期が始まると思い込んでいましたが、8月8日にクラス分けが発表され、9日に先生と会ったり、教室を見る時間が設けられ、12日からもう本格的に始まりました。
子どもが実際に入るまで、学年の呼び方がいまいちわかっていなかった私。
会話の中でグレード9とかでてきても、日本では6年生までしかないから、何のことだろうと思っていました。

今までは、子どもたちは近所で、空きがあった私立のモンテッソーリ教育の保育園に通っていました。
今もまだ次男はそこへ行っています。
モンテッソーリ教育の場合は、年上の子が、年下の子に教えたりお世話をしたりすることも教育に含まれ、同じクラスの中に違う年齢の子もいます。
インファントクラスは3ヶ月の赤ちゃん〜1歳半まで。
トドラークラスは1歳半〜3歳のトイレラーニング完了まで。
プライマリークラスはおむつが外れた3歳〜6歳まで。
エレメンタリーは6歳以上というクラス分けでした。

さて、公立の分け方はだいたい年齢別。
州や住んでいる学区によって変わりますが、カリフォルニア州サンディエゴのうちの近所での場合です。
3−4歳 Pre-school Nursery
4−5歳 Pre-school Pre-K うちの地区では公立はJump startというプログラム名なので、そう呼ぶ人も多い。
5−6歳 Kindergarten
6−7歳 グレード1
以降、高校3年までグレード○の数字が増えていく。

Pre-Kは1クラスだけで抽選なので、私立の保育園などに通っていて、Kindergartenから公立で一斉にスタートする子たちが多いです。
しかもうちの地区の学校はKindergartenからグレード3までの4年間が同じ学校で、
グレード4からはまた少し別の場所の学校に移ります。
日本だと小学校入学と中学校入学が大きなイベントだと思いますが、うちの地区ではそれがKindergartenとグレード4で起こるような感じです。

そしてここから私がいまだによくわかっていないのが、
Kindergartenは、来年、まだグレード1に進む準備ができていないと思ったら、もう一年Kindergartenをやることができるそうです。
誕生日が7月や8月生まれなど遅い子も、まだKindergartenへ行かずにPre-Kに残って、来年度進学しても良いそうです。
同じモンテッソーリ園のクラスメイトで誕生日が早い子で、TK Transitional Kindergartenに移った子もいましたが、うちの公立の地区にはTKという名前のプログラムはないようです。

日本で中学生ぐらいの時にKindergartenという単語を習ったときは、保育園、幼稚園は全てキンダーガーテンで良いのだと思っていましたが、もっと狭い意味の言葉だったのだなと今は思います。

日常会話ではお子さんpre-shool行ってるの?みたいな聞かれ方をするので、自身のお子さんに関係のない場合は、厳密に各学年の呼び方を覚えてなくても基本的には問題ないように思います。