ビザ申請の関係で、しばらくアメリカで暮らすことになったため、息子(2才)の保育園探しを始めたのが6月。
学校は6ー8月は夏休みのところが多いので、9月入学を目指しました。
アメリカの保育園、教育は高い・探すのが大変と聞いていましたが、噂に聞く通りでした。
- サマースクールは全滅。そもそも2才児のサマースクールなんてあまりない。
- とっくにいっぱいですよ、と鼻で笑われる始末。
- 9月入学の宛てもほとんどなくて、どこでもウェイティングリストに登録してと言われる
- なんと生まれる前からウェイティングリストに登録している親もいるのだとか
と、先が見えない日々でしたが、モンテッソーリ教育の保育園に電話すると、まず見学を済ませてからウェイティングリストに登録してと言われました。
モンテッソーリ教育関連の本は5冊ほど読んでいたし、実際のオーガナイズされた園や集中してお仕事に取り組む児童たちを見てみたいとずっと思っていたので、すぐに行ってみよう!ということになりました。
アメリカのモンテッソーリ教育の保育園を見学してきました!
その施設には、保育園から中学校までが同じ敷地内にあり、基本的に木が使われた建物で住宅地内の丘の上にありました。
日本ではカトリック系の保育園がモンテッソーリ教育に取り組んでいる園がありますが、この園は宗教色はなし。
私たちは保育園の中を園長に連れられてさーっと歩いて見せて頂いたのですが、
色々な教具がオープンな棚にきちんと整頓されて置かれている様子には、本で読んだ通りだと少し感動を覚えました。
写真は撮らなかったので、トップ画像は頂いたパンフレットからです。
そして教室では、それぞれが好きなことをしていることに衝撃も受けました。
自分の通った幼稚園ではみんな一緒に決められた時間内にお絵描きや粘土、工作をした記憶がありますが、
この園では、教室内で刺繍をしている子もいれば、色鉛筆で絵を書いている子もいて、まさかの教室の外で水まきしている子もいれば、絵具と大きな刷毛で豪快に絵を描いている子も同じクラスの子なんです。
お仕事中でないクラスはとてもきれいに片付けられていて、片付けや清掃も子どもたちが主にやるそうです。
床も棚も全部木製で、居心地も良さそう。
机や椅子はもちろん、手を洗うスペースや掃除用具、実験器具?もどれも子ども用に小さくて可愛らしかったです。
外でおやつタイムをしているクラスもありましたが、小さな子どもたちが自分で布巾を広げたり、タッパーを開けたりして上手に食べていました。
園庭もかなり広くて、思いきり走り回れそうでした。
各自好きなことをしていて、どうやってランチタイムやお昼寝タイム、みんな一緒に行うサークルタイムに移行するのか興味があるところですが、教室の真ん中に砂時計が置いてあるのを見て、もっと知りたくなってしまいました。
とても良さそう!
しかし聞いてはいましたが、保育料が驚愕の値段でした。。
1ヶ月の保育料が、日本の大卒の初任月給くらいです。
その後の話はこちらをどうぞ。
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