郊外にはこんな赤と白の木造のお家がたくさん。
可愛いし、森や湖の風景ともよく合って、そういえば伝統民芸品でお土産としても有名な木彫りの馬ダーラヘストも赤色だし、こちらの方は赤色が好きなんだなーと思っていたのですが、ちゃんと理由がありました。
ファールンの大銅山に行った時のこと、露出している地面を指差してガイドさんがあれがファールン・レッドの原料だよ、と。
あの赤色は銅山から取れた銅や酸化鉄を含んだ塗料で、防腐剤の効果があるらしく、これを塗った木造住宅はこの赤さを保ったまま、80年も持つと言われているそうです。現在では貴重なので本物のファールン・レッドを塗ったお家はだんだん減っているそうですが、それにしてもこれだけ雪や雨が多く、寒暖の差が大きいスウェーデンで80年はすごい。。。
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