短い夏の、採れたて食材を、シンプルに美味しくいただく雰囲気がとても心地よかったです。
旬の食材をいただきます!
日本では毒キノコ アンズタケ狩り
松の森の下草の中においしいキノコが生えているというので、早速キノコ狩りに行きました。
こんな感じでまだ朝露に濡れる草の中に隠れています。
どこにでも生えるわけではなくて、毎年生える場所がだいたい決まっているそう。
最初は全然見つけられなかったのですが、徐々に目が慣れ、一度見つけるとどんどん見つかり、ちょっと歩いただけでこんなに集まりました!
洗って石づきを切り、1日乾燥させて、炒めていただきました。
和名はアンズタケ。
確かにアンズのような独特の香りが強くて、とても美味しかった!
スウェーデン語ではKantarellとキノコ図鑑に出ていました。
学名をCantharellus cibarius。
さて、和名はなんというのかなと調べてみてちょっとびっくり。わずかに胃腸炎を起こす毒が検出されるため、日本では毒キノコ扱いになっているようです。。
でもまた食べたい味だなぁ。
ヨーロッパでは食用とされていて、三大食用キノコの一つで、レストランでも食べられるそう。
ベリー、ベリー、ベリー!!!
北欧といえばベリー類!
とても採りきれないほどのブルーベリーが森になっていると、話には聞いて、内心「大げさな。。。」と思っていたのですが、自分の目でみて納得。

森の中の、下草のように見える部分が全部ブルーベリーでした。。。
確かに採りきれないくらいなってる!
生のブルーベリーなんて、日本で買ったら高いのに!
そしてとっても美味しい!!
これをジャムにして出荷するくらいの量を収穫するのは本当に大変でしょうね。
実だけを引っ掛けてとる鍬のような道具もあるみたいですが、それでも大変そう。

こちらは最近日本でもジャムが有名なリンゴンベリー。
スウェーデンでは伝統のミートボールにマッシュポテトとリンゴンベリージャムをたっぷり添えていただきます。
最初は肉とジャム?!と思いましたが、リンゴンベリーは甘すぎず酸味があるので、とても合う!
私がスウェーデンの森を訪れたのは7月中旬でしたが、リンゴンベリーはまだ熟していませんでした。
あと2週間くらいすると、リンゴンベリーも熟し、もっと色んな種類のキノコも出てくるそうです。
てことは8月頭が収穫にはベストかな。
ホックホクの小さな新じゃが
スウェーデンの主食、なんだかご存知ですか?
ジャガイモだそうですよ!

新じゃがは日本で食べても美味しいですが、
スウェーデンでいただいた小さな新じゃが。
ふかしただけですが、美味しさに感激しました。
とにかく、小さい。
スプーンの頭の部分くらいの大きさで、口に入れるとシュワンとほぼとろけるくらい若い!
日本でこのサイズで売っているのは私は見たことないのですが、
こんだけ美味しいので、きっとじゃがいもの生産地、北海道ではこのサイズで食べるかもしれないですね。
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