ラホヤコーブ周辺でお散歩

ラホヤ(La Jolla)とは宝石という意味のスペイン語で、歩いているだけで気持ちの良いエリアです。

ラホヤにはスクリップス海洋研究所があり、研究所周辺は高級住宅街になっています。
プールがあって、バスルームやゲストルームがいくつもあるような、、映画に出て来そうなお宅がいっぱいです。

バスを降りて、ラホヤコーブに向かう途中に、The Cave Storeというお土産屋さんがあり、アクセサリーなどに吸い寄せられるように中へ入ると、レジの横に階段から息を切らした老夫婦が上がって来ました。なんとお店の地下にある洞窟まで145段もの階段が作られていて、5ドルの入場料で下まで降りられるそう。ほほう、それでお店の名前がCave Storeなのか。。。絵葉書や蒐集している下敷きなどを買った後で、せっかくなので入ってみました。
冒険の香りにワクワク

洞窟は広くなく、この景色がほぼ全てですが、日光が強ければ海が本当に宝石のようにキラキラして美しいです。穴の形が人の横顔みたいですね。ちょうどアシカが穴の入り口へ外から泳いで来て息継ぎに顔を出すのが見られました。

しかしアシカはこの辺りでは珍しくなく、ラホヤコーブへ行くと、アシカやアザラシ、ペリカン、カモメ、海鳥がいっぱい。
大きなペリカンが長い列を作って、波の上すれすれをサーフィンするように飛んでいく光景が、見ているだけで気持ちがよくて、私は大好きです。
黒い海鳥は名前がわかりませんが、みんなで奇妙な揺れ方をしていて怪しい感じがします。
これだけ色々いるので動物の匂いか、鳥のフンの匂いか、なにやら酸っぱい匂いはします。

こんなに距離が近いのに!!全部、野生動物です。
ビーチではアザラシもアシカも泳いでいるけど、人も泳いでいる状態。

子ども達も育っているが、、、こんなに人との距離が近くて大丈夫なのか?!と逆に心配になるくらいです。
タグがついていたり、背中に番号が書かれている個体もいました。
これは2月に撮った写真です。アシカの子たちがどれくらいのスピードで育っていくのか全く知りませんが、生まれたてというよりは少し育った子たちという印象でした。
歩いて来てコロッとひっくり返り、寝始めました。信じられないくらい、無防備すぎる。

アザラシの生態についての研究発表を聞いたことがありますが、彼らはとても遠くまで深くまで潜れるそうで、きっとクタクタになって、ここで寝ているのかもしれません。

ぐっすり寝ている

坂の上にはレストランが何件もあるので、立ち寄りました。

絶景を眺めながらの食事。一番外側の席は常に埋まっていましたので、座りたかったら予約をした方が良いのかもしれませんね。

シーカヤックなどの他に、この距離を対岸から遠泳してくるスイマーたちのグループがいました。美しいし気持ち良さそうだけど、屈強だ。