コロナ対策で夫が入国できない

3/22の帰国に合わせてご近所さんの車に乗せてもらい、サンディエゴ空港へ。
高速もガラガラですぐ着き、空港内もガラガラでした。

カウンターで新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化:査証の制限が21日から行われていることを知る。
現在有効な他のビザもないので入国できないと言われました。

私と息子は日本へ。
でも夫は日本へ入国できないため飛行機に乗れないことがわかり、10分くらいしか別れの時間もなく、先行きも全く見えないままの搭乗となりました。悲しかったー。

成田第2ターミナルから第3ターミナルへ移動して、那覇空港へ飛ぶ予定でしたが、
夫が運ぶという計算でパッキングした大荷物と乳児を抱えて移動ができず、フライトをキャンセルして
実家の家族に車で迎えにきてもらい、なんとかなりました。

ヨーロッパへの渡航歴もこの2年ほどないのに、ずっと一緒に生活していたのにパスポートがシェンゲン協定加盟国であるというだけで入国できませんでした。ヨーロッパの状況を見れば仕方がないとも思う一方で、残念でもあります。感染の有無も、生活拠点も、行動履歴も一切関係ありません。パスポート発行国のみという大変大雑把な足切り。

私たちの場合、入籍に本当に時間がかかり、2018年の11月から手続きをはじめ、2019年5月に日本側で籍が入り、2020年2月にようやくスウェーデン側の籍が入り、日本での配偶者ビザ申請はこれからやろうかなというタイミングでした。

ビザ申請にもこれまた長い時間がかかるし、アメリカではこのたった一週間で状況が一変していて心配です。
国際結婚の難しさを感じざるを得ない体験でした。

ただでさえ、不安な毎日に、家族が分断されてしまい、身が切られる思いで毎日過ごしています。
本当に次はいつ会えるんだろう。