国際結婚_手続き編1



実際動き出してみて、予測はしていたけれど笑ってしまうほど手続きが複雑なので記しておこうと思います。

妻になる人:KAME(筆者)…日本国籍。日本生まれ。日本在住。
夫になる人:ハビー…スウェーデン国籍。スウェーデン生まれ。アメリカ在住。グリーンカード保有。

手続き窓口:沖縄県のとある村民課

婚姻手続きは日本人同士の場合でも、届出る市町村によって、印鑑の持参の有無など細かな点が微妙に違うらしいので
2月の頭に、村民課にまず必要書類を問い合わせました。
村民課の担当者さんは、在日スウェーデン大使館の資料を調べて教えて下さいました。

村民課
ー必要書類ー
・ハビーの出生証明書及び日本語訳文
・ハビーのパスポート及び日本語訳文
・在日大使館から取得したハビーの婚姻要件具備証明書及び訳文
・KAMEの戸籍謄本(恩納村が本籍であれば不要)

ー翻訳に関してー
本人の翻訳で問題なく、
訳文の下部に翻訳者のご氏名・印鑑・住所・電話番号の記入を忘れずに

手続きをスムーズにするために、入籍希望日より前に書類を持って二人で窓口まで来て欲しいそうです。
私たちは特に入籍希望日がないので、次にハビーが来沖予定の3月後半までに書類が間に合えばいいなと考えていました。

戸籍制度のある国は日本を含めて数カ国のみで、他の多くの国にはないそうです。
スウェーデンではこういう書類は税務署が発行するそうで、早速、オンラインで書類を請求。
しかし全然送られてこないため、国際電話にて問い合わせ。
時差と受付時間の問題に加え、混んでいるらしく、「現在、16人体制で対応中。69人待ちなので40分お待ち下さい。」と自動音声で言われたそうです。
およその待ち時間のアナウンスがあるのは感心ですが、30分そのまま待った後、なぜか電話が突然切れ、振り出しに戻ることが2回もあったそうです。
ハビー、耐えてくれてありがとう。。

さて、スウェーデン税務署の回答は、出生証明書の発行は可能だということ。
すぐに送られてこなかった理由は、8年ほど前の居住国へ発送済とのこと。
その間、パスポートの更新などもあったのですが、転居情報は共有されていなかったようです。

しかし、もう一つの書類については、ハビーは長らくアメリカ在住および勤務でアメリカに税金を税金を納めているため、
婚姻要件具備証明書はスウェーデンの税務署では発行できないので、大使館または領事館へ問い合わせるように、とのこと。

領事館なら、比較的近くにあり呼び出されても対応可能であるため領事館へ電話。
領事館では、その書類の発行は行なっていないとの回答。

明日は在米大使館に電話する予定です。
今日までの進捗状況は以上です。
また進展したら更新します。

ちなみに、スウェーデン国籍・アメリカ在住の友人が、アメリカ国籍女性とアメリカで婚姻手続きをしたケースでは
アメリカにも戸籍制度はないので、このような書類は要求されず、もっと簡単だったようです。

国や状況によって手続きが違う点は、面白さでもあります。

実際にこのように動き出せば、物事は進んで行くんですが、
交際中にちょっとググってみただけでは、似たような例は見つからず、手続き方法や問い合わせ先の情報を得ることができなかったので、大きな障壁を漠然と感じたこともありました。
そんな時に衝撃の事実も発覚し、不安感増した。これについては改めて書こうと思います。

もし同じような状況の方がいらっしゃれば、ご参考になればと思います。

続きはこちら

国際結婚_手続き編2

2019.03.26